こんにちは!面接は80回以上受けて10回転職してるはちです。
面接を人より多く受けてきた経験で転職活動のヒントになる情報をお届けしていきます。
- 例文を真似て簡単に強みを作りたい
- 転職面接でアピールできる強みの作り方が知りたい
このページはそんな方に向けてのページです。
早速ですが「あなたの強みを教えてください」と面接で聞かれてどう答えるのが説得力があると思いますか?
「コミュニケーション能力があります」「責任感があります」「行動力があります」
思いつくままに答えたけど反応はイマイチだった・・・。
準備不足で面接は気まずい時間が流れ、当然手応えは無し。
それは過去の私です。
それもそのはず、
「強み」だけを伝えてもイマイチ説得力がなく、
強みをどうやって仕事で活かせるかが重要で一緒に伝えるべきだったのです。
このページでは「強み」の見つけ方から型を使ったStepに沿っての作り方、例文を紹介します。
ステップに分けてわかりやすく解説するよ!
転職での面接対策につまづいてる人のお役に立てます。ぜひ最後まで見ていってくださいね!
弱み(よわみ)の作り方はこちら⬇︎
強みは活かし方を説明することが大事
あなたは他の候補者と差をつけるために個性的な強みを見つけないと、と思っているかもしれませんが、強みは平凡な強みで十分です。
「平凡な強み」に裏付ける説明やエピソードを加えると、あなたオリジナルの強みになります!
強みを伝える重要ポイントは下記の2点です。
- 強みを裏付けるエピソードや補足説明
- 応募する仕事でその強みがどう活かせるか
強みは応募したい職種に役立つことをアピールすると面接官にとって説得力のある強みになります。
例えば事務職の募集に
訪問販売が得意です
と言っても面接官はイマイチ強みと感じることができません。
それってうちが募集してる業務でどう活かせるの?(不採用)
となってしまいます。
どう役立つかの説明を応募する職種に寄せることで説得力のある強みを作ることができます。
前職では訪問販売が得意で、
断られてもすぐに気持ちを切り替えて次のお客様を訪問し、目標○%を達成することができました。
採用いただけたら、この粘り強さでどんな業務でも諦めず工夫して仕事をこなしていきたいです。
それでは作っていきましょう!
強みの3構成の型と例文
強みの型
強みは下記の3つの構成で伝えるのが説得力がありおすすめです。
■強みの型:3構成
- 強みをまず一言で
- 強みを裏付けるエピソードや説明
- 今後の強みの活かし方
強みの例文
■型に当てはめて作った例文
- 私の強みは、改善マインドがある だと思っています。
- 例えば、バラバラのフォルダは情報もばらつくから一箇所にまとめる、何となく送ってるメールは本当に必要か見直す、など小さなことですが、このように効率化を考えて改善することが得意です。
- 採用いただけたら、「これは改善できるか」を常に考えながら仕事をし、貢献していきたいです。
*経験職種の場合、2と3は同じになる場合もあるのでどちらかを省いても良いです。
退職理由と同じ構成になっています。
次から「強みの型」を解説します!
【Step1】強みを一言で|例と見つけ方
まずは強みをシンプルに伝えます。
私の強みは、改善マインドがある だと思っています。
■強みの例
下記は汎用性のあるすべての職種に必要なスキルです。あなたの強み選びの参考にしてください。
- 行動力がある
- リーダーシップがある
- 自主的に行動する(プロアクティブ)
- 改善マインドがある
- 決断力がある
- 納期を守る
- ポジティブ思考
- コミュニケーション能力がある
- 失敗から学ぶ
- 努力家なこと
- 柔軟性がある(フレキシビリティ)
- 交渉力がある
■強みの見つけ方
- あなたの強みを人に聞く
- 上司との目標・評価面談で聞く
- 同僚に頼られた業務を思い出す。頼られることは強みになる
- 他の人と自分を比べる
- 同じ仕事をしている同僚より自分が早く・上手くできる業務など
- 求人・募集要項に書いてある「求める人材」を強みとして語る
- 「私はあなたが探してる人材です!」を強くアピールできます
【Step2】強みのエピソードや説明
「なぜこれが強みだと思うのか」の補足説明をします。
エピソードがあればさらに良いです。
例えば、バラバラのフォルダは情報もばらつくから一箇所にまとめる、何となく送ってるメールは本当に必要か見直す、など小さなことですが、このように効率化を考えて改善することが得意です。
■強みを裏付けるエピソードや説明の見つけ方
強みを裏付ける補足説明が思い当たらない場合、1〜2日くらい「これは強みのエピソードになるか?」を考えながら仕事をして見つけます。
※強みのエピソードになる業務のヒント
- 楽しい・やりがいを感じる業務
- 得意な業務
- 苦にならないこと
【Step3】今後の強みの活かし方
この強みをどうやって今回のポジションで活かしていくかを伝えて回答を締めます。
2ですでに文章がまとまっていたらこの締めの言葉は不要です。
採用いただけたら、「これは改善できるか」を常に考えながら仕事をし、貢献していけたらと思います。
■会社が求める人材に寄せる
面接を受ける会社の募集要項や求人情報を見て、あなたの強みの説明が応募する仕事に活かせる強みになってるかチェックします。
応募する仕事に活かせる強みになってない場合は直します。
※下記のようにざっくり当てはまってればOKです!
※応募する仕事に活かせる強みに寄せた例
採用いただけたら、御社でもこの粘り強さでどんな業務でも諦めず工夫して仕事をこなしていきたいです。
強みの解答例
解答サンプルを紹介します。例文の内容を変えてあなたのオリジナルを作る参考にしてくださいね。
自主的に行動することができる
- 自主的に行動できるところが強みだと思っています。
- 今の会社は15人と社員が少ない少数精鋭の環境です。そのため常に自分で考えて行動していかないと仕事が進みません。
例えば手動のタイムカードをパソコンでもできるタイプに切り替えたことがあったのですが、その際も提案し、会社比較、価格交渉、導入まで全てやりました。 - 御社でもこの自主的に行動できる強みを活かして貢献できれば嬉しいです。
コミュニケーション
自分の職種をで他の人を見ていると会話があまり得意でない人が多いことに気がついた。比較することで強みに気づいた例
- コミュニケーションが強みだと思っています。
- ●●職種なのでコツコツとした仕事も好きですが、コミュニケーションも得意です。技術者として営業と一緒にお客様の会社へ訪問することもあるのですが、ちょっとした会話から依頼以外のニーズも引き出すこともよくあります。
期日を守る
上司に言われたことを強みにした例
- 期日を守るところが強みだと思っています。
- 安心して仕事を任せられる、と上司や同僚に言われます。
集中すると自分が納得するまで作業を続けてしまいがちですが、進捗状況を報告し修正やすり合わせをしながら計画的に仕事をすることが得意です。
ポジティブ
- ポジティブでめげない人、とよく言われます。
- 仕事では嫌なことがあっても引きずらず、言われたことはポジティブに捉えて気持ちを切り替えることが得意です。例えばお客様に理不尽なことを言われても絶対に翌日に持ち越さずフラットな気持ちで対応することができます。
よくある疑問
専門知識と性格面はどちらを強みにすれば良い?
このページに書いてあるような性格面や仕事の姿勢を強みにするのがおすすめです。
専門性の事は職務経歴書に書いてあるので面接でも質問されると思います。
性格面はどんな仕事でも通用するので未経験職種や未経験業界でも説得力のある強みを作りやすいです。
※補足説明
- 性格面:ソフトスキルとも言う。ヒューマンスキルに近い。コミュニケーション、リーダーシップなど。
- 専門知識:ハードスキルとも言う。一般的に言うスキル。仕事の知識や経験、資格など。
応募する職種が専門性があるなら専門知識を強みにするのも良いでしょう。
長所と強み、両方準備が必要?
長所と強みは似てるけど、回答も2つ用意しないといけないの?と思うかもしれませんが一つの回答を準備すれば十分です。
仕事で自分が活かせる良いところを伝えればOKです!
下記が違いです
- 長所・・・あなたの良いところ。短所の反対。
- 強み・・・仕事で活かせる武器。弱みの反対。
強みはいくつ準備しないといけない?
一つ伝えれば十分。
強みは説得力のある、強みを裏付ける説明が大事なので、いくつも語るとブレブレになってしまいます。
どうしても伝えたい強みがあっても2つくらいまでに絞ります。
まとめ | 面接での「強み」の作り方
日本人は謙遜しがちで自分の良い部分を伝えるのを躊躇する人が多いです。
私は外資系に転職する時エージェントに面接のアドバイスをもらいました。
「こんな大したことない事を強みにしていいんだ」とびっくりしたことを覚えています。
今思えば「大したことない強み」に「強みの活かし方の説明」が重要だからだと納得できます。
伝え方次第で平凡な強みが自分だけの素晴らしい強みになるんです!
このページでは文の構成や言い回しのパターン例を紹介しました。
文章の締め方(例えば「〜で貢献したいです」など)を真似してあなたの強みを作ってみてくださいね。
これを読んでいる方のお役に少しでも立てたら嬉しいです。
面接に受かって希望の会社に転職できますように!
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