面接の「志望動機」を作るために、会社のホームページを何度も読んでみた。
だけど、全く何も思い浮かばず面接日は刻一刻と迫っている・・・そんな状況ではないですか?
このページはこんな方に向けてのページになっています。
- 会社のホームページを見ても志望動機が思いつかない。情報収集のコツは?
- そもそも志望動機なんてないんだけど・・・
突然ですが「志望動機ウザすぎ」というツイートを見ました。
志望動機ウザすぎだろ お前が募集してたから応募したんだよ
— 限界 (@3U62_) August 26, 2023
(多くの転職者が一度は思ったことあるだろうと思ったので載せました。)
私もエージェントから紹介されて「じゃあ受けてみよう」「家から近いしスキル活かる」と、”募集してたから応募”してました。
しかし現実は「志望動機ウザすぎ」なんて言えず、志望動機は面接で必ずと言っていいほど質問されます。
やっぱり志望動機は避けて通れません ><
このページでは私の経験をもとに、
志望動機作りの重要部分「企業研究の見るべきポイント」を解説します。
ゴールを決めて目的地に辿り着くように、目的を持って情報収集するとダンゼン志望動機が作りやすくなりますよ。
ぜひ最後まで見ていってくださいね!
〜説得力のある志望動機は2つのポイントを盛り込む〜
①志望動機 × ②あなたの強み
志望動機はこの2点を盛り込まないと説得力が無く面接官の心に響きません。
このページでは多くの人が難しいと感じる、①志望動機(企業研究)の方法を解説しています。
*「②あなたの強み」はこちらチェックしてみてくださいね。
▼①志望動機 × ②あなたの強みの2点を盛り込んだ説得力のある志望動機【完成形】の作り方はこちら
【概要】志望動機を作るための企業研究の方法
志望理由は下記の4つになる場合がほとんどです。
■志望動機になるアイテム4つ
- 商品
- 企業文化
- 業務内容
- 企業理念
そこに説得力のある「あなたの志望動機」を作るため、下記を探します。
■志望動機になる興味3つ
- 自分との共通点/接点
- 意外性
- 良いと思ったところ
説得力のある「あなたの志望動機」を見つけるために具体的にチェックするのは下記の10個。
全てではなく10個の中で志望動機になりそうな部分を中心に探します!
さっそくこの3点を詳しく解説していきますね!
企業研究のポイント
面接日程が決まると転職エージェントに「企業さんのホームページ見ておいてくださいね」と言われますが、
企業研究、どこをどう見ればいいんだ??
となりませんか?
会社のホームページをただ見ているだけでは志望動機は作れません。
欲しい情報は探さないと見つからないんです。
目的は「志望動機をつくる」なので、下記のことを常に意識しながら情報収集していきます。
■志望動機になる3つの興味の視点
- 企業と自分との共通点・接点・マッチング
- 親近感から興味を持ったという志望動機は説得力がある(スキルが活かせるもここ)
- 意外性
- 例:メガネ屋が雑誌出版もしてる事を発見。メガネと出版という型にとらわれない事業展開に興味を持った等
- この企業の良いと思ったところ
- まさに志望動機
上記の3つの興味と下記の4つの事柄をかけ合わせたものが志望動機となる場合が多いです。
■志望動機になる4つのアイテム
- 商品
- 企業文化
- 業務内容
- 企業理念
例えばスキルが活かせる場合、 ①企業と自分との共通点・接点 × ③業務内容 になるよ
それでは次の項から志望動機を探していきましょう。
チェックするべき10選
ここからは企業ホームページやSNS、口コミサイトなど「企業研究でチェックするべきサイトなど10選」を紹介します。
10個もチェックするのは大変そう
大丈夫。全てをチェックする必要はありません!
ホームページは企業によって力を入れているところは様々。
どこが一概に志望動機になるとは言えません。
だからこそ10選のアイデアを紹介します!
パーっと見て興味があるところチェック。気になった部分をちょっと深堀りすれば、志望動機になるものが必ず見つかります。
この10選の中からあなたがピンとくるところを見つけてくださいね。
■【志望動機作りに欠かせない】チェックする場所10選
- 【企業HP】会社概要
- 【企業HP】販売商品・販売サービス
- 【企業HP】社員紹介のページ
- 【企業HP】ニュース・ブログ・IR情報
- 【SNS】ソーシャルメディア:Facebook YouTube X Instagram
- 【企業HP・SNS】企業文化
- 【口コミ】社員の口コミ、顧客の口コミ
- 募集要項
- 店舗に足を運ぶ(オンライン・オフライン)
- 競合他社・業界トレンド
*①会社概要は「基本的な企業の情報」なので目を通しておく事をオススメします。
【企業HP】会社概要
まずは企業HP(企業ホームページ)の会社概要へアクセスして大枠を掴みます。
■こんなことをチェックして企業の全体像を掴みます
- 沿革/あゆみ・・・企業の歴史。どう変化してきたか。新しい会社/歴史ある会社?
- 主要商品・サービス・・・何を販売してる会社か
- 資本金・従業員数・・・会社の規模感。大企業か中小企業か
- ミッション・・・何を目指している会社か
- 企業理念(企業の基本的な価値観・信念・ものさし)・・・何を大切にしている会社か
*競合他社や同じ業界の企業HPをチェックして比較するとより分かりやすいです。
探し方➡︎「事業内容 会社」でググって似た事業展開の他社を検索
【企業HP】商品・販売サービス
商品やサービスを使ったことがあれば、そこを志望動機にすると説得力が増します。
- メインの商品・サービス
- 企業の開発技術
- アプリならダウンロードして使ってみる
「自分との共通点/接点・意外性・良いと思ったところ」があれれば志望動機になります。
例えば
- 商品を使っている・サービスを利用している、使ったことがある
- この企業が開発した技術の商品・サービスを使ったことがある
- 商品やサービスを使用している業界で働いたことがある
- どういう業界や顧客に商品・サービスを提供しているのか
- 多種多様な業界に商品・サービスを提供している
などあなたにとって興味深い点や共通点を探してみましょう。
ピンとくるものが見つからない場合は無理に商品と志望動機を結びつけず、企業文化など他の事を志望動機にするのが良いでしょう。
【企業HP】社員紹介のページ
私はここをよく見ます。
企業HP(企業ホームページ)に社員紹介ページ・社員インタビューがあれば必ずチェックします。
現在その企業で働いている社員が言ってることに共感したらその内容を志望動機にするも良しです。
■社員紹介で社員が語っていることの例
- なぜこの企業を選んだのか(志望動機)
- この企業での仕事のやりがい
- 1日の仕事の流れ
- 企業文化
- 困難にぶつかりどう解決したか
【企業HP】ニュース・ブログ・IR情報
最新の情報をチェックしてみましょう。
企業が「最近成し遂げた事」「成功した事」「チャレンジした事」など興味深いと感じた部分は志望動機になります。
ぜひチェックしてみてくださいね。
■例えば下記で最新情報がチェックできます
- プレスリリース
- 企業の新情報の公式発表、新作発表、新体制や人事、新規事業 など
- ブログ・ニュース
- 自社ビジネスに関する情報発信。最新情報や商品の紹介など
- IR情報
- 企業が株主に対して出す情報。財務状況や経営方針、会社概要 など
【SNS】ソーシャルメディア:Facebook YouTube X Instagram
ほとんどの企業はソーシャルメディアをやっていて「顧客と交流」「情報発信」「ファン作り」をしています。
ホームページよりもカジュアルで身近に感じる情報が得られます。
ホームページがない会社でもSNSは持っている可能性があるからチェックしてみて!
■SNS(ソーシャルメディア)
- Facebook(フェースブック)
- YouTube(ユーチューブ)
- X (旧Twitter)(エックス)
- Instagram(インスタグラム)
■ソーシャルメディアで分かること
- 最新情報
- お客様とのコミュニケーション
- ユーザー目線に近い商品やサービスの紹介
【企業HP・SNS】企業文化
「企業文化に共感したので入社したい」は説得力のある志望動機になります。
居心地の良い企業文化は人それぞれ。心地良い環境の中だと仕事を長く続けることができます。
企業HPやSNSなどの公式情報で、興味深い企業文化が感じられれば説得力のある志望動機になります。チェックしてみてくださいね。
■企業文化の一例
- どんな人が社長なのか?(社長のメッセージ・メディアをチェック。企業文化が見える)
- ダイバーシティか(多様な年齢層・男女比・様々な社員のバックグラウンド)
- スピード感のある企業(変化が多く活気がある)
- 落ち着いている
- 社員の成長をサポートしている(ユニークな表彰制度など)
- チームワークやワークライフバランス、社員の働き方は?*
*ワークライフバランスなどの福利厚生はそれだけを志望動機にすると福利厚生にしか興味がないと思われてしまうので、ここでは参考程度にしておきます
【口コミ】社員の口コミ、顧客の口コミ
企業の「口コミ」チェックは欠かせません。「現職者」「退職者」の実際に勤務したことのある人たちの貴重な本音は非常に参考になります。
あなたの志望動機と重なる意見があれば志望動機作りの参考にします。
■口コミサイト例
- 転職会議
- Yahoo!しごとカタログ
- キャリコネ
- エンライトハウス
- オープンワーク
*外資系企業ならGlassdoorというサイトの口コミも参考になります(英語・要登録)
退職者の口コミは古いもの・ネガティブな口コミが多いので、あまり全部を鵜呑みにしないのもコツ。
似た内容の口コミが多数あれば、信憑性があります。
中でも「転職会議」は口コミが豊富。私は口コミを書いて必ずチェックしてます。
■お客様の声も参考になります!
- その企業の商品を使っている個人や企業の顧客側のレビューも参考になります。
口コミは「社内からの意見」お客様の声は「社外からの意見」
両方チェックすることでその企業のことがより分かり、説得力のある志望動機作りの参考になります。
募集要項
募集要項で興味がある部分があれば、そこを志望動機とすることもできます。
■募集要項の内容を志望動機にした例
募集要項に御社では「〜に取り組んでいる」と記載がありました。
私は[会社名]で〜に取り組んでいたことがあり、[企業がまさに今取り組んでいること]を[工夫したことで]解決することができました。
この経験を御社でも活かせるのではないかと思い、志望するきっかけとなりました。
店舗に足を運ぶ(オンライン・オフライン)
全国に店舗がある会社なら足を運びましょう。必ずお店に行った感想を聞かれます!
遠くて行けない場合は面接官も行けないことはわかっているので足を運ばなくてもOK。
オンラインショップはアクセスして必ずチェックします。
商品は購入する必要はありません。
■こんなことが分かります
- お店の雰囲気
- 年齢層、客層、男女比
- 店員さんに話しかけて接客してもらう
- 商品を手に取ってみる
*行けない場合は「X」や「口コミサイト」で実際に訪れた人の意見を参考にするのが良いでしょう。
競合他社・業界トレンド
競合他社のホームページやSNS、口コミのチェック、企業の業界のトレンドもチェックしてみましょう。
他社と比較するとその企業のことがより理解できます。
まとめ
以上が志望動機を作るための企業研究の方法でした。
文中でもお伝えしたように、量が多いので全てをチェックする必要はありません。
志望動機を見つけるという目的で情報を探すようにチェックしていけば志望動機は見つかりますよ。
面接に受かって希望の会社に転職できますように!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
▼志望動機の完成形【例文あり】
▼【面接対策まずはこれだけ!】厳選しました
コメント