こんにちは!転職10回以上、80回以上の面接を受けて面接準備のコツは掴んだはちです。
こんな方に向けた内容になっています
- 時間がないから本当に必要な面接回答の対策だけをしたい
- 転職面接の回答の作り方の手順が知りたい
今回は私の経験をもとに、
転職面接の準備ができない人が最低限準備すべき回答7選
の作り方を解説します!
面接に合格してオファーをもらった例文と回答の型(テンプレ)を使って解説していくよ
■面接対策はこの7個
- 自己紹介 ★☆☆☆☆
- 退職理由 ★★☆☆☆
- 志望動機 ★★★★☆
- 強み|つよみ ★★☆☆☆
- 弱み|よわみ ★☆☆☆☆
- 苦労したこと ★★★★☆
- 逆質問 ★☆☆☆☆
★が多いほど作成に時間がかかります
時間がかかるものもありますが一度作れば使いまわせます。
今の環境を転職で180度変えられるなら・・・「やるしかない」です!
■転職活動中あるある
転職エージェントを通して書類選考の合格メールが来た!と思ったら
PDF4枚、文字びっしりの「面接対策」が送られてきました。
想定される質問20個以上。面接は1週間後・・・
準備できない!!!
読むことすら大変で、対策できない自分に自信が無くなることが過去に多々ありました。
20個はムリでも、7個なら準備できそうですよね!
本当に回答の準備は7個だけでいいの?
面接の回答対策、まずは7個でOK!
80回くらいの面接を受けてきた経験をもとに厳選しました。
私はいつもこの7個だけしか準備しません
この7個以外にも質問されることはありますが、職務経歴書に書いてあることがほとんどなので準備しなくても答えられるものが多いです(職務経歴書の作り方はこちら)
面接では何を聞かれるか分かりませんので、あれもこれもと考えてたらキリがありません。
そうやって気が逸れちゃうくらいなら、潔くこの7個だけに絞って準備したほうが面接はうまく行きます。
■注意
ここに書いてあることは、回答準備で困っている過去の自分に教えたいくらい非常に有益ですが、その分長くなっています。
まずはさらりと目を通して、1つ1つは別のページで準備を進めていってください!
ではやっていきましょう!
自己紹介 ★☆☆☆☆
まずは自己紹介から作っていきます。
自己紹介はほとんどの企業の面接で求められます。80社くらい受けてきた私の感覚だと80%くらいの割合でありました。
準備は必須です!
とはいえ自己紹介は型(テンプレ)があるので難しくないです。
■自己紹介の型
- 挨拶と名前
- 簡単な経歴
- 現在の仕事
- 現在の業務内容
- 業務についてのやりがいなど
- 今後のやる気と締め
この型に当てはめると自己紹介ができ上がります。
■型に当てはめた自己紹介の例文
※ほぼテンプレ
- 本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。黒木はち子と申します。
- 私は輸入貿易の経験が5年、営業事務の経験が2年あります。
- 現在は佐藤調味料 会社という調味料を販売している会社で輸入貿易の事務をしています。
- 主な仕事は、資料作成、データの分析、納期やコストの管理、などです。
- 業務では社内や社外の人とコミュニケーションをとりながら限られた条件の中で品質、コストと納期の最適化を追求するという面白さを感じております。データ分析やこまかい仕事もやりがいを持って従事しています。
- 今後は経験を生かしつつ、新しい知識を取り入れながら貿易のキャリアを積んでいきたいです。
(287文字・約57秒)
■例文の文章はこうなってます
- 本日は面接のお時間をいただきありがとうございます。○○と申します。
- 私はXXの経験が○年、△△の経験が○年あります。
- 現在は○○会社というXXしている会社で△△業務をしています。
- 主な仕事は、〇〇、XX、△△、などです。
- 業務では〇〇に面白さを感じております。XXもやりがいを持って従事しています。
- 今後は経験を生かしつつ、新しい知識を取り入れながら〇〇のキャリアを積んでいきたいです。
唯一の考え所は ❺ 業務についてのやりがいなどです。
ここには実績・業務のやりがいなどを入れて、テンプレにあなたの個性を加えます。
自己紹介は約1分で300文字くらい。
例文を真似てあなたの自己紹介を作ってみてくださいね。
どうコピペして真似したらいいか分からない場合はこのページを参考にして下さい。6ステップでささっと作ってしまいましょう!
10年くらい前までは自己紹介は必須じゃなかったのですが、今はほぼ面接で聞かれますね。
退職理由 ★★☆☆☆
「退職理由は前向きな回答をしましょう」と良く言われますが
イヤで辞めたのに前向きな回答になんてならないでしょ
って思いませんか?
大丈夫です。ここでは退職理由をポジティブに回答する方法を具体的に解説します。
まず初めに退職理由を伝える注意点です。
■退職理由を伝える時の注意
- 「給料が低い」が退職理由はもらっている給与に対して〇〇、の〇〇の部分を理由にする
- もらってる給与に対してやってる仕事が不満、仕事が物足りないなど
- 最後はポジティブな言葉で締めくくる
- 「もっと仕事を頑張りたいから退職する」で締めくくると前向きな退職理由になる
- 退職理由は長く語らない
- 退職理由はネガティブなので長々と語るとグチに聞こえる。サラリと話すのが◎
じゃあ具体的にどうやって作るのかですが、下記の退職理由の型に当てはめて作ります。
■退職理由の型:3構成
- 退職理由(〜が主な理由です)
- 退職理由を軽く補足説明
- 今後の意欲(〜転職を決意いたしました)
■型に当てはめた退職理由の例文(残業が多い)
- 残業が常態化していることが主な理由です。
- 繁忙期はもちろん頑張れますが、今は1日3時間(週15時間)の残業があり終電で帰ることもあり、疲れが残ったまま翌日仕事をする日々が続いています。
- メリハリをつけて長く働いていきたいので、転職を決意いたしました。
*長く働きたい人は会社にとって良い人材なのでアピールします
■例文の文章はこうなってます
- 〜が主な理由です。
- (退職理由の説明)
- 〜して長く働いていきたいので、転職を決意いたしました。
上記の例文❶〜❸をコピペして、内容を変えればあなたの退職理由が作れます。
残業以外の退職理由の例文をもっと見たい!という方はこちらのページを参考にしてください。
友達になら「給料安すぎ」「サービス残業が嫌」「すぐキレるお局がいる」とか言えますが、面接の場ではどうしてもネガティブな回答は不利になってしまいます。
面接官だってイヤで辞めたのは分かってるのに(自分自身もそうだろうし)ビジネスって面倒です。
志望動機 ★★★★☆
私が、わたしが、この会社に入りたい理由は・・・
こんな感じで「あなたが会社に入りたい理由」ばかり考えていませんか?
「貴社の〇〇に魅力を感じて」「貴社のビジョンの「誠実さ」に共感して」など企業研究することで志望動機が見えてきますが、もう一つ大切な視点があります。
それはあなたを採用することで得られる会社側のメリットです。
志望動機は自分の志望動機だけを考えがちですが、そもそも面接の場は「あなたをアピール(自己PR)する場」なので、どの質問でもあなたを採用するメリットを伝えることが大事です。
なので説得力のある志望動機は
- 私のメリット(志望動機)
- 会社のメリット(採用の決め手)
の2点を盛り込みます。❷ が特に重要です!
その2点を盛り込んだ志望動機の型はこちらです。
■志望動機の型:3構成
- 私が会社を志望する理由(あなたのメリット)
- なぜこの業界なのか
- なぜこの会社なのか ➡︎ 志望動機
- 会社が私を採用する理由(会社のメリット)
- ポジションについての理解
- 自分の能力をアピール ➡︎ 自己PR
- まとめ
- 〜できれば嬉しいと思い応募しました。などで前向きに締める
この型の良いところは、
- 自己PRしてるので会社側のメリットが分かりやすい(雇うメリット)
- 考え所は会社の良いところと自分のアピールポイントだけ
- 業界とポジションについては調べて述べるだけ
です。
ストーリーとしては「こういう業界にある貴社のこんなところに魅力を感じた。仕事内容は〜で私の〜の経験を活かして貢献していきたい」と、ポジションとあなたがマッチしていることを伝えます。
■志望動機の作り方
- あなたのメリット(志望動機)
- 業界の特徴を検索してまとめる
- 会社のサイトの社員のインタビューなどを参考・拝借したりする
- 会社のメリット(採用の決め手)
- 業務内容を簡潔に述べて理解してる事を示す
- 募集業務とあなたのスキルの共通点をアピールする
- まとめ
下記は型に当てはめて作った例文で、実際に私が採用オファーをもらったものです。
はっきり言って大したことは言っていませんが、会社の事と自分のアピールの2点のポイントは押さえています。
■型に当てはめた志望動機の例文
*実際にオファーをもらったものをアレンジ
- 会社:機械のパーツメーカー
- ポジション:貿易事務
- 私が会社を志望する理由(あなたのメリット)
- 私は今後のキャリアを考えたときに、自分ができることで人の役に立つ仕事をしたいと思いました。
- 御社のパーツは大小形など様々な種類があり、
石油、食品、ライフサイエンス、など幅広い業界に対応しており、パーツという製品を通して様々な業界に関われることに魅力を感じました。
それぞれの商品の知識を深めていくことは楽しいだろうなと思いました。
- 会社が私を採用する理由(会社のメリット)
- 今回のポジションは、社外や社内と密に連携をとり、在庫管理を含めて、スムーズに商品をお客様の元へ届けるお仕事と理解しております。
- 私は納期や在庫管理の経験もあり即戦力になります。
- まとめ
- 経験を生かしてこの素晴らしい会社で、様々なプロジェクトに関わりながらお仕事ができたら嬉しいなと思い応募しました。
■例文の文章はこうなってます
- 私が会社を志望する理由
- 私は今後のキャリアを考えたときに、自分ができることで人の役に立つ仕事をしたいと思いました。
- 御社の製品は〜であり魅力を感じました。商品の知識を深めていくことは楽しいだろうなと思いました。
- 会社が私を採用する理由
- 今回のポジションは、〜なお仕事と理解しております。
- 私は〜の経験もあり即戦力になります。
- まとめ
- 経験を生かしてこの素晴らしい会社で、〜しながらお仕事ができたら嬉しいなと思い応募しました。
*志望動機は一度作れば会社によってちょっと変えて使い回しができるので便利です。
志望動機の型と例文をあなた仕様に変えて作ってみてくださいね。
こちらのページも詳しく作り方を書いてますので参考にしてください
強み|つよみ ★★☆☆☆
強みを伝えるのに重要なのは「応募する仕事でどう強みを活かせるか」の説得力のある説明することです。
いくら自分が強みだと思っていても面接官が魅力に感じなかったら強みになりません。
この強み、うちの業務と関係なくない・・?
とならないように強み選びも大切です。
そこで強みの選び方ですが、募集要項の【求める人材】が書いてあるならそこに寄せていくのが良いです。
企業に「私はあなたが求めてる人材ですよ!」と分かりやすくアピールできるからです。
ただしその強みのしっかりした説明ができないとウソっぽく聞こえてしまいますので要注意です。
もちろん求める人材に書いていないことの強みでも十分にアピールできます!
どの強みを伝えるにしても大事なポイントはこの2点です。
- 強みを裏付けるエピソードや補足説明
- 応募する仕事でその強みがどう活かせるか
面接で言う強みが決まったら型に当てはめて文章にします。
■強みの型:3構成
- 強みをまず一言で
- 強みを裏付けるエピソードや説明
- 今後の強みの活かし方
■型に当てはめた強みの例文(改善マインドがある)
- 私の強みは、改善マインドがある だと思っています。
- 例えば、バラバラのフォルダは情報もばらつくから一箇所にまとめる、何となく送ってるメールは本当に必要か見直す、など小さなことですが、このように効率化を考えて改善することが得意です。
- 採用いただけたら、「これは改善できるか」を常に考えながら仕事をし、貢献していきたいです。
■例文の文章はこうなってます
- 私の強みは〜だと思っています。
- 例えば、〜や、〜などのように〜することが得意です。
- 採用いただけたら〜で貢献していきたいです。
この文章に当てはめてあなたの強みを面接でアピールしてくださいね!
こちらのページでも作り方と強みの他パターンの例文も紹介してますので参考にしてください
弱み|よわみ ★☆☆☆☆
パッと思いつく弱みは、
「締め切りが守れない」
「リーダーシップが取れない」
「事務仕事が苦手」
こんな弱みを面接で言ったら不採用なのでは?
と思いながらも
「なぜなら他の業務の締切りもあるから」
「従う方が楽だから」
「細かい仕事が苦手だから」
と墓穴を掘るようなことしか頭に浮かばず、納得のいく弱みは作れないまま、なんてことはありませんか?
弱みの回答のポイントは、
弱みを改善して今は克服している or 気をつけていることを話す です!
さきほどのパッと思いついた弱みは、面接で下記のように伝えるとだいぶ印象が変わります。
- 「締め切りが守れない」➡︎「締切ギリギリになる」
- 「なぜなら間違ってはいけないと慎重に時間をかけ過ぎてしまうから」
- 「リーダーシップが取れない」➡︎他の弱みを言う(面接で自分から言う必要はない)
- 弱みとして伝えるのはおススメしません。会社は将来的に管理職になってもらえる人を好む為。あえて言うなら「自分自身の事なら判断していけるが、人に指示をする時は慎重になり過ぎてしまう」
- 「事務仕事が苦手」➡︎「事務仕事が得意ではない」
- 「コミュニケーションを取りながら物事を決めていく方が達成感があるように感じてしまうから」
「他の業務があるから」より「慎重で時間をかけすぎてしまう」の方が断然印象が良いですよね。
では、作り方の説明していきますね!
弱みはこの順番で伝えるとポジティブな回答になります。
① 弱みと理由説明
② 弱みで困ってること/失敗した経験
③ 克服するための努力や工夫
① 弱みと理由のヒント:面接で説明しやすい弱みと理由説明の方法
・面接で説明しやすい弱みと理由説明の例一覧
弱みや苦手なこと | ポジティブな説明 |
---|---|
行動を起こすまでに時間がかかる | 計画的、リスクを考える、リサーチが得意 |
仕事を抱え込む。助けを求めるのが苦手 | 責任感がある |
納期・期待などのプレッシャーに弱い | 責任感がある、完璧主義 |
断る、ノーと言うこと | 人の気持ちを汲み取る。チャレンジ精神 |
仕事が雑。意見を聞かない傾向がある | 行動力がある |
・弱みの理由は下記で説明すると良い印象にできることが多い
「良いこと+し過ぎてしまう」
「この弱みと真逆のポジティブな事」
例えば上記に当てはめてドラフトを作ってみます。
- ① 弱みと理由説明
- 締め切りが守れない
- なぜなら間違ってはいけないと何度もチェックしたり慎重に時間をかけ過ぎてしまう
- ② 弱みで困ってること/失敗した経験
- 締め切り前に慌てる
- ③ 克服するための努力や工夫
- 小さいタスクごとに締め切りを決めた
- 80%の出来でもOKと割り切るようにした
ドラフトができたら下記の型に当てはめて文章を作ります。
■弱みの型:5構成
- 【弱み】弱みをまず一言で
- 【理由】弱みの理由説明
- 【例】弱みで困ったことや失敗経験
- 【克服】克服方法
- 【結果】改善の結果
型に当てはめて作った弱みの例文です。
■型に当てはめた弱みの例文(締切が守れない)
- 【弱み】私の弱みは、締め切りギリギリになってしまうことです。
- 【理由】なぜなら間違ってはいけないと何度もチェックしたり慎重に時間をかけ過ぎてしまうからです。
- 【例】その結果、締め切り前に慌てることが多く、
- 【克服】良くないと思い、小さいタスクごとに締め切りを決めたり、80%の出来でもOKと割り切るなどして工夫するようにしました。
- 【結果】今では締切まで少しは余裕を持って仕事ができるようになったと思っています。
■例文の文章はこうなってます
- 私の弱みは〜です。
- なぜなら〜し過ぎてしまうからです。
- その結果、〜、
- 良く無いと思い、〜、〜、などして工夫するようにしました。
- 今では〜できるようになったと思っています。
工夫して克服したことで締めくくり、弱みを前向きに回答ができました。
面接はあなたをプレゼンする場ですので、業務をするのに致命的な弱みを言う必要はありません。
改善できる弱みで回答しましょう!
こちらのページでも作り方と弱みの他パターンの例文も紹介してるので参考にしてください。
どんな方にも当てはまる例文ばかりなので面接で使えるものがきっと見つかるはずです!
苦労したこと ★★★★☆
苦労したことの回答対策をしていると、
苦労したことが失敗談でオチがない回答になっちゃう
っていうことはないですか?
それは「苦労したことを解決して、乗り越えた」というオチがないからです。
苦労したことの回答は決まっています。
困難を解決して乗り越えたエピソードを語るです。
ポイントは回答の締めくくり方。
「その経験で学んだこと」や「良い結果になった」など必ずポジィティブな事で回答を締めくくることが大切です。
では苦労したことの作り方の説明していきますね!
苦労したことはこの順番で回答すると前向きな回答ができます。
① 苦労したこと(失敗談でオチがない回答はここで終わってる)
② 解決のための努力や工夫
③ 学んだこと
① 苦労したこと を見つけるヒント
- 初めて⚫︎⚫︎をした経験 *おすすめ
- 初めてこの業務を始めた頃/業界で働き始めた頃
- 初めてのプロジェクトリーダー経験
- 大変だった時期
- イベントの準備
- ブラック企業で働いてい頃(色々やらされるので学ぶことも多い)
- 残業をしていた時期(何で忙しかったのか)
- 批判を受けた経験
- お客様や上司に注意されて自分の業務を見直し、改善した経験は苦労したこととして語れます
*「初めて●●した経験」は誰しも必ず経験しています。
どんな人でも仕事で初心者で苦労した時期があったはず。その経験を面接で語りましょう!
③ 学んだこと 例の一覧
- すぐ行動に移す、行動力がある
- 決断力がある、ズルズル決めずに時間を無駄にしない
- 納期を決める、守る
- 効率を考えて仕事をする
- 自主的に行動する(プロアクティブ)
- 改善マインドがある
- データを元にして考える能力
- ポジティブ思考
- コミュニケーション能力がある
- 失敗から学ぶ
- 努力家なこと
- 柔軟性がある(フレキシビリティ)素直さ
- 大変なことこそ先にやる
ピンとくるものがあれば ③学んだことで使ってみてくださいね
例えば上記に当てはめてドラフトを作ってみます。
① 苦労したこと:営業事務を始めた頃、対応が遅いと言われて苦労した
② 解決のための努力や工夫:納期をつけて進めるようにしたらうまくいき始めた
③ 学んだこと:期日を決めて仕事をすることの大切さ
ドラフトができたら下記の型に当てはめて文章を作ります。
■苦労したことの型:6構成
- 【導入】時期と状況を簡単に説明
- 【出来事】起こったトラブルを一文で
- 【原因】なぜトラブルは起きたのか
- 【被害】トラブルによる被害
- 【解決方法】解決するための努力や工夫
- 【教訓】経験を通して学んだこと
型に当てはめて作った弱みの例文です。
■型に当てはめた苦労したことの例文
- 【導入】3年前に始めた営業事務は、初めの頃は全く知識がなく、慣れない専門用語などを調べながらの業務に必死で苦労していました。
- 【出来事】2ヶ月経った頃、私の見積もり作成が遅く販売機会を逃してしまったと営業に言われたことがありました。
- 【原因】確かに私は作業が遅く、期限や見積もりの必要性など、ビジネスの流れを考えて仕事をできていませんでした。
- 【被害】見積もり提出が遅れると競合他社にリードされ当社の販売の機会喪失に繋がります。しかし全部の作業を一度にすることはできません。
- 【解決方法】そこで私は自分で納期を設定し営業からも急ぎの案件は具体的な納期を聞くことにしました。「具体的な日付」があると、優先順位をつけられるようになり、スムーズに仕事が進むようになりました。
- 【教訓】この時に学んだことは「具体的な期日を決めて仕事をする大切さ」です。今では他の仕事も具体的に期日をつけて仕事を進めるようになれて、良いきっかけになったと思っています。
■例文の文章はこうなってます
- ○年前に始めた○○業務は〜慣れない業務に必死で苦労していました。
- ○ヶ月経った頃〜(失敗)だったことがありました。
- 〜が出来ていませんでした。
- これが出来ないと〜になってしまいます。
- そこで、〜すると上手くいき出しました。
- この時に学んだことは、〜です。〜できるようになり、良いきっかけになったと思っています。
苦労から学んだことで締めくくり、前向きな回答ができました!
気づいた方もいるかもしれませんが、苦労したことと弱みはネガティブなことを前向きに締めくくるという回答の構成が似ています。
苦労したことの方が体験談なので回答が長くなります。
上記の作り方を参考にあなたの苦労した経験を作ってみてくださいね。
ここでは作り方の本当に大事な部分だけ解説しています。こちらで丁寧に解説していますので良かったらチェックしてみてくださいね!
もっと例文を見たい方はこちら⬇︎
逆質問 ★☆☆☆☆
対策7個目、最後の準備です!
面接の最後に絶対聞かれる「何か質問はありますか?」いわゆる逆質問の対策です。
逆質問の目的はもちろん不明点をクリアにすることなのですが、同じくらい大切なのがこの2点です。
「会話をする」
「会社に興味があることをアピールできる」
なのでひねった質問などを一生懸命を考える必要はありません。
逆質問が思いつかない場合は下記の【質問例】から1〜2個選んで質問してみてくださいね。
■逆質問の質問例 14個
- 今回のポジションには、どんな性格やスキルを持った人を期待しますか?
- 私の経歴のどこに興味を持っていただけたのですか?なぜ面接しようと思ってもらえたのか教えてください。
- 募集の背景は何ですか?
- 募集要項から質問する。例)変革期と会社の募集要項にありましたが会社はどうなっていくのですか?
- ○○さん(面接官)が御社で仕事が楽しいと思う時はどんな時ですか?
- ○○さん(面接官)が会社の好きなところは何ですか?
- 会社(またはチーム)の雰囲気を教えて下さい。
- 社員の皆さんはどのようにコミュニケーションをとっていますか?
- 1日の仕事の流れを教えてください。
- 現在取り組んでいるプロジェクトがあれば教えてください。
- 採用いただけた場合どのように業務に入っていきますか?
- 採用いただけた場合、入社前に何か準備することはありますか?
- 残業はどのくらいですか?*
- フレックスや在宅勤務はありますか?*
*13、14は条件面の質問なので、聞く時は他の質問とセットで聞くなど慎重に!「条件面にしか興味がない」と思われないようにするのがポイントです
他にもたくさんお伝えしたいことがあるのですがスペースの関係で書き切れないので、このページで詳しく解説しています。
最後に簡単に通過率アップできる方法も書いてます。
それぞれの質問例を解説していますのでぜひぜひ参考にしてみてくださいね!
面接の準備全体で意識すること
面接回答の対策お疲れ様でした😁
最後に大事なことを2つお伝えします。
- 回答の準備ができたら声に出して練習することを強くおすすめ!
- 口に馴染ませて練習しておいた方が面接本番の時に上手くいく
- 面接ではゆっくりはっきり話すを意識する
- ゆっくり話すと気持ちが落ち着く
これで万全とはいきませんが最低限の準備はできました!
まとめ | 面接の準備すること7選
私が何十回も面接を受けて、本当に準備するべきだと実感した7選の面接回答の作り方を解説しました!
全部一気に作ろうとすると疲れて挫折してしまうので(特に時間がかかる★の多い回答)、休みつつ声に出して練習しながら作るのがオススメです。
この記事が読んでくれている方の転職活動のお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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