職務経歴書を送ってるのに面接のオファーが来ない・・・
それは経歴がアピールしきれていない「面接官に伝わらない」職務経歴書になってしまってるのかもしれません。
もったいないです!!
面接官は職務経歴書を見て面接するかを決めます。忙しいのでササッと見てイマイチと判断したら他の候補者を探すでしょう。
ポイントを押さえるとぐっと見やすくなって書類選考に通りやすくなるよ!
このページではイマイチと判断されない職務経歴書の作り方を解説します。
200社以上の会社に応募をして転職を10回以上経験してきた私が試行錯誤して見つけた職務経歴書の作成ポイントをお伝えします。
職務経歴書が書けない方、何かヒントを見つけたい方も是非見ていってくださいね。
▼ 職務経歴書の各項目の具体的な書き方はこちらを参考にしてください
【はじめに】求人とマッチしない場合は書類選考に通らない
そもそも求人とマッチしない場合はいくら職務経歴書を変えても面接のオファーは来ません。
例えばスキルが高すぎる場合です。
求人がエントリーレベルなのにあなたがベテランだったら、いくらスキルがあっても書類選考は通らないです。そういう場合は結構あります。
その場合は応募する求人タイプを変えてみるのが良いです。
書類選考に通らないことが続くと「私にスキルがない」「どの会社も私を必要としてない」と落ち込みますが絶対にそんなことはありません。
あなたの経験とスキルを必要としている会社は必ずあります!
【概要】職務経歴書の作成ポイント
職務経歴書の全体的な作成ポイントは4つあります。
- 職務経歴書は2枚まで
- キーワードを入れる【効果絶大】
- 箇条書きで書く
- 具体的な数字で
説明しますね!
職務経歴書は2枚まで
職務経歴書は1〜2枚に収めるようにしてください。
面接官はぱっと見て必要なスキルや経歴があれば興味を持ち、面接しようという流れになります。
他の業務で忙しいので細かく目は通しません。少ない候補者と面接して採用を決めたいと思っています。
そもそも数枚にもわたる職務経歴書はポイントも絞れてなくて見る気も起きないし、まとめる能力がなく仕事ができない人だと思われます。
例えばあなたが面接官だとします。
候補者が何人もいたら3枚にも5枚にも渡る職務経歴書を見る気になりますか?募集ポジションに合う人かどうかをその5枚の職務履歴書から探しながらチェックするのって大変ですよね・・・。
この人の職務経歴書は長いから後回し!
なんてことになりあなたの書類は飛ばされ、他の候補者の面接が決まり、中身すらみてもらえません。
彼らの仕事は面接だけではありません。他の候補者の職務経歴書をチェックしながら他の業務もしています。1時間の面接を5人したら5時間(1時間×5人=5時間)1日8時間の勤務なら残り3時間しか他の業務ができません。
今日は面接5人だから他の業務が3時間しかできない・・残業したくないし書類選考で気になる人だけ面接したいな〜
あなたが面接官なら・・・良いと思わない限り候補者とは会いたくないですよね?
面接官は採用面接に時間をかけたくないんです。
なので、
が大事なんです!
キーワードを入れる【効果絶大】
職務経歴書を作るときは「キーワード」を意識して使いましょう。効果絶大です!!
キーワードって何?
募集要項の「仕事内容や応募資格」にある言葉とあなたの経験とスキルの共通点です。キーワードとは会社とあなたの共通点になります。
なぜ大事なのか説明しますね。
募集要項とは会社がこう呼びかけていると考えてください。
うちの会社こんな人探してますよ〜似たような人いませんか?
そこであなたが募集要項にあるキーワードを散りばめた職務経歴書を差し出して言うのです😃
はい!あなたが探してるのは私ですね!?
職務経歴書にキーワードを多く入れると「私はあなたが探してる求人とこんなに共通点がありますよ」というアピールになります。
探してる人がいた。直接会って色々聞きたい!面接したい!
会社はあなたの職務経歴書に興味を持って面接のオファーを出します。←あなたに期待
キーワードの重要性が分かってもらえたと思います。
キーワードの探し方
キーワードの探し方です。
- 転職エージェントから来た求人票や転職サイトの募集要項を見る
- 自分のスキルや経験と募集要項の共通点(キーワード)を見つける。なるべく多く
- ピックアップした共通点(キーワード)を入れて職務経歴書を書く
- 同じ職種で他の求人を1〜3個見る。自分の経験と共通点があればピックアップし、職務経歴書に追加する
つまり「自分と同じ業務やスキルを求人から拾って書く」です。
* あなたの経験が少ししかなくても共通点を見つけたら書きます
* 他の求人も見る理由はなるべく汎用性のある職務経歴書にする為です
■別の視点から■
なぜこの求人に興味を持ったのかを考えてみるのも良いです。「この仕事私にもできそう」と興味を持ちましたよね?
求人とあなたの共通点を見つけたのだと思います。
その興味を持った具体的な言葉を求人から見つけます。この具体的な言葉は多い方がいいです。
その具体的な言葉がキーワードになります。
因みに「この仕事やってみたい」は未経験だけど「このスキルを身につけたい・楽しそう」だと思います。
その場合も求人から近い経験のある言葉を拾って職務経歴書に書くと経験があるように見えます!
【例】管理人はちの場合
探してる職種:海外貿易事務
現在の仕事内容:海外貿易事務(同職種に転職)
募集要項によく書いてあるキーワードと自分の経験の共通点
- 発注業務
- 納期調整
- 在庫管理
- 適正在庫のコントロール
- 価格交渉
- 業務の改善
- 分析力
- コミュニケーション(社内・社外との連携)
- 英語(何で使うの?メール、電話会議、外国人上司、TOEIC)
- 自主的に行動して仕事ができる(プロアクティブ)
- 大小どんな規模の会社か?
まとめます!
あなたは求人票を見て求人に興味を持ちました。面接官にもあなたの職務経歴書を見て興味を持ってもらいですよね。興味を引くには共通するキーワードを入れるのが効果的です。
箇条書きで書く
職務経歴書は箇条書きで書きます。
箇条書きは情報が既に整理されていて、パッと見た時に情報やキーワードが目に入ってきます。ビジネス文書やプレゼンなどです。
文章は読み手側に想像してもらいたい時に使います(物語や小説など)
■ダメ!
文章の例500SKUの在庫管理をシリアルも含めて管理しております。メーカーへの価格交渉もしております。(通常10~30%のディスカウントをもらっている)
要点が分からなくて読みたくないなぁ〜忙しいし >>書類選考落ち
■Good!
箇条書きの例- 在庫庫管理(500SKU・シリアル管理)
- 価格交渉10~30%コスト削減
(パッと見て)うちの求人と似てる経験が多い。この候補者さんと面接したい!
上記の例を見ても箇条書きの方が要点が伝わりやすいことが分かります。
*文章はエピソードやストーリーを書く欄で使います。(プロジェクト例など)具体的な項目のページに例を載せてます
具体的な数字で
職務経歴書はできるだけ具体的な数字を盛り込みます。
同僚なら同じ組織で働いているの会社の事情や状況が分かります。「売り上げ3位」や「コスト削減」と一言伝えるだけで「すごい!」となります。
しかし面接官はあなたのことを知らない「赤の他人」です。赤の他人の面接官には具体的な数字で情報をプラスします。あなたの業務や功績の規模感やどれだけすごいかが面接官に伝わりやすくなります。
具体的な数字がないと漠然としてしまい情報が伝わりません。
■具体的な数字なしの例
- 在庫庫管理
- 価格交渉、コスト削減
漠然としてるなぁ〜(面接官、興味湧かず) >> 書類選考落ち
■具体的な数字ありの例
- 在庫庫管理(500SKU・シリアル管理)
- 価格交渉10~30%コスト削減
*SKU=Stock Keeping Unit. 商品の種類。在庫管理用語
在庫の管理数は500SKUと少ないけど、シリアルは膨大な数で工夫して管理してそう。
コスト意識もありそうだ。30%削減は興味がある! >> 書類選考通過!面接しよう
まとめ | 職務経歴書の作成4つのポイント
以上、職務経歴書を書く全体のポイント4点をまとめます!これを意識するだけでだいぶ読みやすい職務経歴書になり、面接官に興味を持ってもらいやすいです。
- 1〜2枚にまとめる
- キーワード(求人とあなたの共通点)を入れる
- 箇条書きで書く
- 具体的な数字で
次回は職務経歴書の項目ごとに具体的に説明します。
この記事を見てあなたの仕事の魅力がアピールできる職務経歴書を作ってもらえたら嬉しいです。
書類選考が通りますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
*面接対策の記事も良かったら見ていってくださいね。
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