やばい会社は逃げるが正解！ブラック企業３社の経験者が解説

深夜12時のオフィス、冷えた手でパソコンをカタカタ、、、そんな日々を過ごしたことはありますか？

会社で理不尽に怒鳴り散らされ、胸がカッとなったことはありますか？

今回は「やばい会社（ブラック企業）は逃げるが正解な理由」をお話ししていきます。

 こんな方に向けた内容になっています

残業が月に100時間でもないし、土日祝日も休みは取れてる。

でも毎日１〜２時間の残業はあるし時には終電近くになることもある。

お昼休憩1時間はほとんど取れない。

仕事の割に給料は安い。

残業代は無し。

すごいやばい会社じゃないけどこの会社でずっと働くのは嫌。

そんな「会社で消耗してる」と感じているあなたに向けた内容です。

結論は「ゆる〜く転職活動してみよう！」です。

罪悪感は無しで逃げてしまって大丈夫。

逃げずにずっとこのままブラック会社で消耗し続けても、何も人生のプラスになりません。

私は文句を言いながら同じ会社で何年も働いている人たちを見てきました。

そういう人たちを見て「人生それでいいのか？！」と思っていました。

読んだ後に何かしら行動を起こしてツラい状況を抜け出して欲しい・・！という思いで書きました。

私は転職回数10回。
やばい会社には３社勤めた経験があります。
安月給で毎日残業、週1回は終電まで働き詰め、お昼は15分、自席でメールチェックしながらモグモグ・・・そんな日々でした。
会社で怒鳴られるほどギスギスした環境で働いていたことは少なくとも2社あります。
転職をして今は普通の企業で働けてます。

※もっと酷い環境で働いてる人には、さらに強く転職活動をお勧めします！

そもそもやばい会社とは？

やばい会社とは人それぞれですが、共通してる不満はこの３つだと思います。

• 低賃金
• 残業代無しで長期労働が蔓延してる会社（サービス残業）
• 経営者が自分の利益しか考えてない

ところで他の人と比べて

なんて思っていませんか？

そんなことは気にする必要ありません！

劣悪な労働環境に耐える必要はないんです。

あなたがこの会社やばいと思ったらやばいでOK。

私が働いてきたやばい会社3社は、はっきり言ってすごいブラックではない「ゆるやば企業」。

無理をすれば続けられるけどそれは嫌でした。

■私が働いてきたやばい会社3社。「逃げなきゃ」と思った出来事

• 毎日残業は２時間。夜中12時を過ぎる日も。残業代はゼロ
• 安月給。手取り月給18万円＋ボーナスは寸志2万円（税引き前）
• 社長の怒鳴り声がしょっちゅう聞こえる。自分も怒鳴られたこともあり安心して仕事ができない
• 幹部と平社員の給料は天地の差。平社員の給料はかなり安い←こういう事がバレる情報管理の甘さも問題
  ※経営者・幹部・社員もヤバい人しか残らず、まともな人は辞めていく
• 職場環境が最悪。トイレがオフィス内にあり席から１メート弱の距離。男女兼用の和式。
• コロナ禍の退職勧奨。ほとんどの社員がいきなり３週間後から休職となる

「漆黒ブラック企業」ではないけど、こんな会社で働き続けて消耗するのは無理だと思って転職しました。割に合わない安月給に耐えられなかったです。

いくらでも会社はあるので無理して長く変な会社に在籍する必要はないです。

私は転職を繰り返した結果、底辺時から年収が350万UPしました。

転職したから年収アップできました！

生活に余裕が出てお金の考え方も変わりました。

社歴を気にするよりも我慢の方が危険。すぐ辞めて正解な理由●●

確かに社歴が長い方がしっかりした人に見られるし、有利なのは事実。しかし社歴を作るだけのために何年も嫌な会社に在籍するのは人生のムダですよ、、、

すぐやめて良い理由：大切な人生を苦痛・不満で消耗しないため

1日の大部分の時間は「仕事」をしています。

仕事は人生そのものにに関わります。

しんどい時間➡︎嫌だと思いながら毎日過ごす➡︎この積み重ねで同じ会社に何年在籍して経験やスキルは身につくかもしれません。

でもそれなら環境が良い、新天地でスキルを身につけたい。

今の時代、転職は当たり前。心と体を壊すくらいなら短期退職もありです。

 やばい会社を辞めるメリット

• 心と時間に余裕ができてプラス思考になる
• 自分のいた環境がやばかったと再認識できる。自分の行動に感謝
• より良い条件の会社に転職。年収大幅UPもできる

 やばい会社に在籍し続けると

• 心身ともに疲れてマイナス思考。悲しい😭
• やばい環境に慣れて、毎日楽しくない
• お金がなくて余裕がなく、毎日イライラする
• つらい、もう嫌、辞めたい、の繰り返し

※社歴が短い場合の面接対策

• 退職理由を上手に伝える（伝え方はこちら）
• 短期の離職を繰り返してる場合は職歴をまとめる

社歴が短い場合は転職の面接で上手に伝えないと「ジョブホッパー」と思われて不利になります。

伝え方は注意が必要ですが、上手に伝えられれば全く問題ありません！

▼面接の退職理由の伝え方。「上手に伝える方法」を解説しています

今すぐ逃げたい！失業期間ありの場合 VS 在籍中にコツコツ転職活動

私はやばい会社３社で働いたと言いましたが、3社とも８ヶ月しか続きませんでした。

■辞めたい気持ち〜確信〜実行まで

• 入社〜3ヶ月：面接で見えなかった会社の事情を知る。この会社やばいのでは？と疑問を持つ
• 入社３ヶ月目：やばいが疑問から確信へ。転職活動を始める
• 入社７ヶ月目：転職先が決まる、または耐えきれず退職願を出す
• 入社８ヶ月目：残り1ヶ月の引き継ぎと有給取れるだけ取って退職

退職後に転職活動した事・在籍中に転職活動をした事、両方経験しました。

確かにちまたで言われてる通り「辞める前に転職先を決めておいた方が転職時に圧倒的に有利」です。

仕事の感覚がある（在籍中）のまま転職活動する方が面接がスムーズになります。

空白期間があると面接官の印象が良くないんです。

やばい会社で消耗し切って退職後に転職活動をしても転職できましたが4ヶ月かかりました。（当時は面接対策が不十分だったのも原因。面接対策はこちら）

今だったら絶対に次を決めて転職します。

でもそれは私が経験したから思う事。

大事なのは、

心と体が限界になる前に辞めることです！！

ここではそれぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

やめたいと思ってすぐやめた場合（経歴にブランクができる）

疲れ切ってるなら何も考えずに辞めたっていいんです。

ただし３ヶ月分くらいの生活費＋住民税を支払うくらいの貯金がないと生活がキツくなります（その場合は単発バイトで繋ぐか実家でお世話になるのもあり）

 すぐ辞めるメリット

• 即座に嫌な状況から解放される←最大のメリット
• 退職後の転職活動はゆっくり準備ができる

 すぐ辞めるデメリット

特に住民税が鬼！！

私は4月に次を決めずに退職して、一括で15万の住民税支払いが来ました。

当時の貯金はほぼゼロ。

支払えなくて区役所に電話相談したけど「免除はできない」で分割払い。

10%近くの延滞料も払い、かなり痛手でした。

しかも、払えない理由や生活費の内訳を区に毎回提出しないといけなくて、かなりミジメな思いをしました。

※自治体によって対応は違うかもしれません。

お金は３ヶ月分くらいの生活費を貯めたら退職をおススメします。

一人暮らしなら家賃＋生活費で60万円くらい（20万円x３ヶ月）。そのあとは失業保険で少し賄うイメージです。

在籍中に転職活動（仕事と転職活動で忙しくなる）

私は今の会社に在籍中に転職活動をゆる〜く始めることをお勧めします。

 在職中に転職活動のメリット

• 次が決まってるので、収入が滞らない
• 職歴のブランクがない→転職に有利
• 次の給与交渉がしやすい

 在職中に転職活動のデメリット

仕事の合間に面接・職務経歴書の更新・エージェントとのやりとりなどがあり、
ただでさえ仕事で忙しいのに転職活動が大変

大変ですができれば次を決めてから辞めるのがやはりオススメ。すぐ辞めたい場合は無職になってからのお金が足りるかをチェック！

転職エージェントを活用する【経験からおすすめ】

ちなみに少しでも「転職」という文字が頭をよぎったら退職する・しないに関わらず転職エージェントに登録する事をオススメします。

私は15社くらいの転職エージェントに登録しています。

 転職エージェントのメリット

• 今の自分の適正給料を教えてもらえる。平均より低ければ今の会社に在籍しながらゆる〜く転職活動するのがオススメ。同じ仕事するなら給料高い方がいいに決まってる😃
• 転職者の悩みにたくさん乗ってきた経験からのアドバイスは現実的。やみくもな石の上にも三年の呪縛思考からも解放。私はエージェントの「綺麗な経歴を待った人は滅多にいない」の言葉に励まされました。
• 自力では探せない自分に合った企業を紹介してもらえる。転職サイトだと自力で検索が必要。←忙しい人にはありがたい
• 給与交渉してくれる
• 面接を受ける会社の情報や面接で聞かれそうな質問を教えてくれることもある

※付き合い方にはコツがあるので今後解説しますね。

エージェントは最新の転職マーケットに日々接している転職のプロ。

無料だし利用しないのはもったいない！

私はやばい会社で働いてる時に「給料少なくて嫌！でもどうしていいかわからない」と途方にくれていた時、

「何か現状を変えることをしたい」と思い転職エージェントに登録しました。

転職エージェントに登録したのは、毎日が忙しい中でできた小さな行動です。

平均の給料を教えてもらって「同じ仕事でもっともらえるのでは？」と思ったのが転職活動をするきっかけになりました。

※エージェントに登録する気力がない人はとりあえず「ミイダス」でも職種ごとの平均年収がわかります。

実際年収アップできたので、やばい会社を辞めてよかったと心から思ってます。

まとめ

「やばい会社に就職してしまったらさっさと転職活動をして逃げよう！」

やばい会社で働いた時は不安で自信もなくその場から一歩を踏み出すのに勇気が必要でした。

でも行動してよかった

このページでは

• やばい会社をすぐ辞めるべき理由
• 即退社 VS 在籍して転職活動、のメリットデメリット
• 「退職」が頭をよぎったら転職サイトへ登録のススメ

を実体験を紹介しながら伝えました。

今つらい思いをしてやばい会社で働いている方に「あなただけじゃないよ！」と伝えたたかったです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

▼転職活動を始めた時の職務経歴書の作成参考にどうぞ！