【転職面接の苦労したこと】テンプレをマネして作る例文!学んだことが重要な理由

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こんにちは。転職の面接を80回以上受けて「苦労したこと」は何度も回答してきたはちです。

「苦労したこと」が思いつかず、手をつけられないまま面接の日が刻一刻と迫っている・・・そんな状況ではないですか?

ここに書いてある手順を真似して作ってみてください!きっとお役にたてます。

▼以前こちらで「苦労したこと」を6ステップで作る方法をお伝えしました。

今回はその6ステップで「苦労したこと」実際に作ってみたいと思います。

目次

苦労したことの作り方(前回のおさらい)

「苦労したこと」のざっくりしたストーリーはこちらでしたね。

① 出来なくて苦労した >> ② 努力や工夫をして解決した >> ③ その経験で学んだこと
を話す

そしてざっくりしたストーリを6ステップにした文章の骨組みがこちらでした。

  1. 【導入】時期と状況を簡単に説明
  2. 【出来事】起こったトラブルを一文で
  3. 【原因】なぜトラブルは起きたのか
  4. 【被害】トラブルによる被害
  5. 【解決方法】解決するための努力や工夫
  6. 【教訓】経験を通して学んだこと

この6ステップ通りに「苦労したこと」を作っていきます!

それでは説明しながら苦労したことを作ります。

準備:ざっくりしたストーリーを作る

下記の①〜③に自身の「苦労した経験」を当てはめてざっくりしたストーリーを作ります。

■ざっくりしたストーリーの型

① 苦労したこと
② 解決のための努力や工夫
③ 学んだこと

■ざっくりしたストーリーの型に当てはめた例

苦労したこと:営業事務を始めた頃、対応が遅いと言われて苦労した
解決のための努力や工夫:納期をつけて進めるようにしたらうまくいき始めた
学んだこと:期日を決めて仕事をすることの大切さ

文章をつくる:6ステップに当てはめる

準備でざっくりしたストーリーができたら下記の6ステップに当てはめて文章にします

■6ステップの文章の骨組み

  1. 【導入】時期と状況を簡単に説明
  2. 【出来事】起こったトラブルを一文で
  3. 【原因】なぜトラブルは起きたのか
  4. 【被害】トラブルによる被害
  5. 【解決方法】解決するための努力や工夫
  6. 【教訓】経験を通して学んだこと

■6ステップの文章の骨組みに当てはめた例

  • 【導入】3年前に始めた営業事務は、初めの頃は全く知識がなく、慣れない専門用語などを調べながらの業務に必死で苦労していました。
  • 【出来事】2ヶ月経った頃、私の見積もり作成が遅く販売機会を逃してしまったと営業に言われたことがありました。
  • 【原因】確かに私は作業が遅く、期限や見積もりの必要性など、ビジネスの流れを考えて仕事をできていませんでした。
  • 【被害】見積もり提出が遅れると競合他社にリードされ当社の販売の機会喪失に繋がります。しかし全部の作業を一度にすることはできません。
  • 【解決方法】そこで私は自分で納期を設定し営業からも急ぎの案件は具体的な納期を聞くことにしました。「具体的な日付」があると、優先順位をつけられるようになり、スムーズに仕事が進むようになりました。
  • 【教訓】この時に学んだことは「具体的な期日を決めて仕事をする大切さ」です。今では他の仕事も具体的に期日をつけて仕事を進めるようになれて、良いきっかけになったと思っています。

誰もが苦労する「新入社員の頃の失敗」から、期限を決めて仕事をすることの大切さを学んだ例

【例2】スタートアップ企業での苦労

例1と同じように「ざっくりしたストーリーを作る➡︎文章を作る」で完成させます。

準備:ざっくりしたストーリーを作る

■ざっくりしたストーリーの型

① 苦労したこと
② 解決のための努力や工夫
③ 学んだこと

■ざっくりしたストーリーの例

苦労したこと:スタートアップしたばかりの会社に入った当初は、ルールもシステムも整ってなくて苦労した
解決のための努力や工夫:情報をどんどん出して共有することでうまくいき始めた
学んだこと:システム化し、共有していくことの大切さ

文章をつくる:6ステップに当てはめる

■6ステップの文章の骨組みに合わせて自分のストーリーを作る

  • 【導入】前職の〇〇社は、スタートアップ企業で、社内システムも無い、何も整っていない状態からのスタートでした。全てを個々で決断していかなければならず大変苦労したことを覚えています。
  • 【出来事】例えば納期の管理ですが、システムがなかったのでエクセルで管理していました。問い合わせが多くタイムリーに返事ができないことで不満が出ていました。
  • 【原因】納期以外も自分が持っている大事な情報を社内共有しきれず問い合わせが多く、困っていました。
  • 【被害】情報共有が遅れるとお客様にも最新の情報が出せず、売り上げの機会損失につながります。
  • 【解決方法】そこで私は共有フォルダなどで情報を公開するなどして、自分だけで抱え込まないようにしました。中途半端な情報であっても「出す」ことを意識しました。
    そうすると問い合わせも減り、自分自身も楽になり他の業務に集中することができるようになりました。
  • 【教訓】この時に学んだことは「システムがなくてもシステム化し、抱え込まず共有していくことの大切さ」です。他にも決断して進めていくことも多く大変でしたが良い経験になったと思っています。

設立したばかりのスタートアップ企業で働いた経験で、情報共有の大切さを学んだ例

【重要】苦労した経験で学んだこと

最後に苦労したことで学んだことを見つけるヒントをお伝えします。

「苦労したこと」はその出来事自体も重要ですが「何を学んだか」もとても大事です。なぜなら面接官は「学んだこと」で会社に貢献してくれることを期待するからです。

先ほどの例1の苦労したことで学んだことは「期日を決めて仕事をすることの大切さ」です。

それを聞いたら面接官はこう思うでしょう。

会社 面接官

わが社で働いてくれたら期日通りにしっかり仕事をやってくれそうだね

社会人になっても「なる早(なるべく早く)」と期日を決めず優先順位をつけられない人は多いです。そこで「私は期日通りに仕事ができます」とアピールすれば好印象です。

Hachi はち

「失敗から学んだ。結果、今はできる」は説得力があるよね

下記は苦労したことで学んだことの一例です。

ピンとくるものがあれば「苦労したこと」の最後、「学んだこと」に取り入れてみてくださいね。

■苦労したことで学んだことの例

  • すぐ行動に移す、行動力がある
  • 決断力がある、ズルズル決めずに時間を無駄にしない
  • 納期を決める、守る
  • 効率を考えて仕事をする
  • 自主的に行動する(プロアクティブ)
  • 改善マインドがある
  • データを元にして考える能力
  • ポジティブ思考
  • コミュニケーション能力がある
  • 失敗から学ぶ
  • 努力家なこと
  • 柔軟性がある(フレキシビリティ)素直さ
  • 大変なことこそ先にやる

*「あなたの強み」とも似ています。

「苦労したことで学んだこと」でアピールすることができます!

まとめ | 苦労したことを6ステップで作る

面接準備の中でも「苦労したこと」の準備は頭を悩ませます。人それぞれの経験なのでネットにも自分の経験と似てる例文が少ないです。

このページでは文章の型に当てはめて簡単に作れる方法を紹介しました。

特に「苦労したことで学んだこと」はアピールもできる重要な部分です。例からピンとくるものを見つけて使ってもらえたら嬉しいです。

面接に受かって希望の会社に転職できますように!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

▼面接対策、何から手をつけて良いか分からない方はこちら参考にしてください

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この記事を書いた人

転職10回、面接80回、会社に応募は200件を超える経験から本当に必要だと実感した転職の情報を発信。
41歳で転職し、現在は外資系で事務をしています。
仕事ライフで困ってるあなたの役に立ちますように😄
国際結婚 | ハーフキッズ1児の母

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