こんにちは!転職の面接は80回以上受けて、弱みの回答方法はマスターしたはちです。
- 例文を真似て簡単に自分の弱みを作りたい
- 弱みをどう前向きな回答にしたら良いか分からない
このページはそんな方に向けてのページです。
今あなたは、
弱みの回答を考えていて「自分の弱いところ・ダメなところ」を探しては
「この弱みを言ったら面接に落ちるんじゃないか」「この弱みを上手く言う方法はないか」
となかなか面接対策が進まないのではないでしょうか?
採用されたいのに自分のマイナスなところをわざわざ言いたくないですよね。
そこで、このページでは
弱みを面接でポジティブに伝える方法
を実際に面接に合格した例文を使って5ステップで解説します。
ステップに沿って作ると作りやすいよ
転職10回を経験している私が、80回以上の面接を受けて試行錯誤した方法をステップに分けて分かりやすく解説します。
転職面接での弱みができなくて困ってる方、準備が全く進まない方のお役に立てます。
是非最後まで見ていってくださいね!
強み(つよみ)の作り方はこちら⬇︎
弱み|よわみの回答ポイント
まずは弱みを回答する(作る)ポイント2点をお伝えします。
弱みを改善し今は克服していることを話す
面接での弱みや短所の答え方は決まっています。
弱みを改善して今は克服している or 気をつけていることを話す
です。
【弱み】というネガティブな事に【克服した】などポジティブな言葉で締めくくると前向きな弱みの回答になります。
伝える順番をリストにするとこうなります
① 弱み
② 弱みで困ってること/失敗した経験
③ 克服するための努力や工夫
本当の弱みを言う必要はない
面接は自分を売り込む場所なので本当に心の底から自分のダメなところを言う必要はないです。
性格の良さや努力家な部分が滲み出る補足の説明や、克服したエピソードを語れるものを選ぶのが良いでしょう。
弱みの5構成の型と例文
ここでは弱みの回答の5構成とその構成を使った例を紹介します。
弱みの型
5ステップといっても一つ一つのステップはとても短いです。弱み自体ネガティブなので長くは語りません。
■弱みの型:5構成
- 【弱み】弱みをまず一言で
- 【説明】弱みの説明
- 【例】弱みで困ったことや失敗経験
- 【克服】克服方法
- 【結果】改善の結果
型に当てはめて作った例文
■型に当てはめて作った例文
- 【弱み】私の弱みは、行動を起こすまでに時間がかかるところです。
- 【説明】なぜならリスクを考えてしまったり、リサーチをし過ぎてしまったりするからです。
- 【例】その結果、締め切り前に慌てることが多く、
- 【克服】良くないと思い、細かいタスクごとに締め切りを決めたり、80%の出来でもOKと割り切るなどして工夫するようにしました。
- 【結果】今では時間をかけ過ぎず仕事をこなすことができるようになったと思っています。
例文は「以前は弱みや短所で失敗したが、今では努力や工夫をして克服してる」の構成、最後は前向きに締めくくっています。
弱みだけど印象良く見えるね
次から例文を使って弱みの5ステップ(構成)の解説をしていきます。
一緒に作ってみてくださいね!
【Step1】弱み:弱みをまず一言で
まずは弱みをシンプルに伝えます。
私の弱みは、行動を起こすまでに時間がかかるところです。
面接で使いやすい弱み
面接で使いやすい弱みの例です。
右側のポジティブな説明は【Step2】説明:弱みの補足説明で解説します。
弱みや苦手なこと | ポジティブな説明 |
---|---|
行動を起こすまでに時間がかかる | 計画的、リスクを考える、リサーチが得意 |
仕事を抱え込む。助けを求めるのが苦手 | 責任感がある |
納期・期待などのプレッシャーに弱い | 責任感がある、完璧主義 |
断る、ノーと言うこと | 人の気持ちを汲み取る。チャレンジ精神 |
仕事が雑。意見を聞かない傾向がある | 行動力がある |
【Step2】説明:弱みの補足説明
補足説明は弱み自体がネガティブなので少し良く見せるような説明をします。
なぜならリスクを考えてしまったり、リサーチをし過ぎてしまったりするからです。
「良いこと+し過ぎてしまう」の言い方にすると弱みを上手に説明できる場合が多い
■「良いこと+し過ぎてしまう」の文の作り方
行動を起こすまでに時間がかかる
私はリスクを考えることができる、リサーチが得意
リスクを考えて過ぎてしまったり、リサーチをし過ぎてしまう
例えば【Step1】の弱みの例「仕事を抱え込む」だと
私の弱みは仕事を抱え込んでしまいがちなところです。
なぜなら、責任を感じすぎてしまい、全部知っておくべきだと思ってしまうからです。
となります!
弱みをネガティブにならずに説明できた!
【Step3】例:困ったことや失敗経験
一例として弱みによって過去に困ったことや失敗したことを伝えます。
その結果、締め切り前に慌てることが多く、
※弱みで困ってること/失敗した経験を見つけるヒント
- やりがいが無いと感じる事や業務
- 苦手な事や業務
- 苦痛でやりたくないことや業務
【Step4】克服:克服方法や改善方法
改善した方法や工夫していることを1〜2例くらい出します。日常業務の小さな例でOK。
良くないと思い、自分でタスクごとに締め切りを決めたり、ドラフトを作るなどして工夫するようにしました。
【Step5】結果:改善の結果
克服して今はどうなったかを伝えます。改善した結果で前向きに締めくくります。
今では時間をかけ過ぎず仕事をこなすことができていると思っています。
その他の解答例
その他の解答サンプルを紹介します。
どの職種にも当てはまる例文ばかりです。良いと思った例文をあなたのエピソードに入れ替えて弱みを作る参考にしてみてくださいね。
仕事を抱え込む
- 私の弱みは、仕事を抱え込んでしまいがちなところです。
- なぜなら、全部知っておくべき、と仕事に責任を感じ過ぎてしまうからです。
- その結果、残業も増え、疲れ切ってしまったこともありました。
- それでは良くないと思い、早めに周りに相談するようにするようにして、
- 今は業務分担することがだいぶできるようになりました。
業務を渡した後輩達は新しい仕事を学べて良かったと言ってくれたので良かったと思います。
断れない・Noと言えない
- 私の弱みは、Noと言えないところです。
- なぜなら、期待に添えず申し訳ない気持ちになってしまうからです。
- その結果、仕事を抱え込み、逆に期待に添えない結果を出して自己嫌悪になったりしました。
- それでは良くないと思い、
- 今はNoを言うべき時はきちんと伝え、できない理由をしっかり説明して分かってもらうようにしています。
仕事が遅い人にイライラしてしまう
- 私の弱みは、仕事が遅い人がいると早くしてほしいと思ってしまうところです。
- 以前の私は、待つことがあまり得意ではありませんでした。
- .
- しかし、チームワークなしでは仕事は成り立たないことに気づき、仕事が遅い人を手伝ったりするようにしました。
- その結果今ではチームのゴールに集中できるようになり、良い成果が出せることが多くなったと思います。
意見を聞かない傾向がある(頑固)
- 私は人の意見を受け入れることが難しいと感じる時があります。
- なぜなら、自分の信念が強すぎて人の意見を聞くより行動した方が早いと思ってしまうからです。
- その結果、無駄にやり直しをすることも多く、
- 良くないと思い、意識して意見を聞くようにし、柔軟にアイデアを取り入れるようにしました。
- 今は以前に比べて効率よく仕事をすることができるようになったと思っています。
よくある疑問
弱みは言いたくないんだけどどうしたらいい?
弱みや短所はネガティブな印象になるので言いたくないですよね。
でも「短所はありません」や「弱みは思いつきません」は前向きな回答にならず印象が悪いです。
短所を聞かれたら下記を言って乗り切りましょう。
- 弱みは強みの裏返し。弱み→「し過ぎる」の説明をする。
- 今は改善できている、の前向きな回答を終わらせる。
本当に弱みが思いつかなければこのページの例文そのままパクリで面接で使っちゃってください!
克服したことは過去の弱みなのでは?
改善して今は克服してなら「あなたの弱みは何ですか」の質問からズレるんじゃないの?と思うかもしれませんが、過去の弱みを話しても全く問題ないです。
面接官が知りたいのは克服した過程や努力の部分です。
まとめ
このページでは、転職面接の弱みをステップに沿って作る方法を紹介しました。
例文は全て面接で使ったことのある弱みなので実用的です。
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弱み、退職理由、苦手な人にどう対応する、など答えにくい質問を面接で聞かれた時に大事なのは必ず回答を前向きに締めくくることです。
この記事を見て面接の準備を万全にしていってもらえたら嬉しいです。
面接に受かって希望の会社に転職できますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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